05273-180930 Lマウントアライアンスが拓く未来
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〈SIGMA sd Quattro H + 14mm F1.8 DG HSM | Art〉
素晴らしい!!
このニュースを読んだ時、思わず声をあげました。
最初「協調」、「協業」かと思ったけれど、要はマウントの「共通化」なのだ。面白いことになりそうです。
9月25日、ドイツのケルンにて開催される「フォトキナ2018」に先立って、ライカカメラ、パナソニック、シグマの3社が業務提携を発表しました。ライカが採用する「Lマウント」を3社でシェアする「Lマウントアライアンス」。マウントの「共通化」です。 「Lマウント」は直径51.6mm、フランジバック20.0mmのレンズマウント。フルサイズセンサーもAPS-CセンサーもOKなミラーレス一眼カメラのマウント規格です。ライカに加えて、パナソニックとシグマが、Lマウント規格のカメラとレンズを開発、発売していくとのこと。なんと素晴らしいことでしょう!!
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規格が共通な乾電池と、各社で異なるカメラ用の充電池。どちらが便利か。
前者の方が便利なのは明らか。ブランドやメイカが異なっても誰もが安心して購入でき、複数の機器で共通して使える。
規格を共通化して性能で競う。基盤を「共通化」して実質で「競争」する。
健全。ユーザは利便性を享受できます。
折しも、フルサイズセンサーのミラーレス一眼カメラが、ソニー、ニコン、そしてキヤノンと3社揃った直後。4つのマウントが競争することになります。
ソニー:Eマウント
ニコン:Zマウント
キヤノン:RFマウント
ライカ、パナソニック、シグマ:Lマウント
各社の持ち味を生かした特徴的なカメラとレンズがリリースされる。競争によって妥当な価格に抑えられる。ユーザーは豊かなバラエティを享受できる。スマートフォンのカメラとは格の違うフルサイズセンサーの高画質を楽しめる。素晴らしい。(ちなみにフルサイズセンサーのサイズは、面積比でiPhone Xの50倍、iPhone XSの35倍です。圧倒的に大きい。)
その中で、ライカ、パナソニック、シグマという最高の3社がマウントを共通化。強い。3社で計画的に協調して製品をリリースするのではなく、3社間もあくまで競争的に製品を出していくとのことだから、ますます競争原理が働いて、面白いものが出てきそう。基盤の共通化は、企業にもユーザにもメリット大きい。
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〈SIGMA sd Quattro H + 14mm F1.8 DG HSM | Art〉
shio.icon的には当然、シグマがフルサイズのFoveonセンサー搭載カメラをリリースすることを待ち望んでいます。せっかく超高画質なレンズを多数出しているシグマなのだから、それを活かせるフルサイズセンサーのポディが欲しい。現在のsd Quattro Hから約1.8倍のサイズになるから、今でさえ中判センサーを軽く凌駕する超高画質なFoveonセンサーの資質がますます光る。
そのカメラ1台で、シグマのレンズもライカのレンズもパナソニックのレンズも使えるって、なんたる贅沢。
1本のレンズを、シグマのカメラでもパナソニックのカメラでもライカのカメラでも撮影できるって、なんたる多彩。
2019年はフルサイズミラーレス一眼が面白いことになりそう。
毎日たくさん写真を撮ろう。
写真で日常を彩ろう。
せっかく素敵な時代に生きているのだから。
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